プロフィール

現場監督みよし

はじめまして、現場監督みよしです。専門学校で建築を学んだあと、総合建設業の会社に施工管理として入社し、現場係員から現場所長まで、鉄骨造・木造の新築・改修・解体の現場を約4年経験しました。在職中に二級建築士も取得しています。今は施工管理の仕事を離れ、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する仕事をしています。このブログでは、その道のりで得た経験を、なるべく自分の言葉で書いていきます。

経歴

建築家に憧れた高校時代

実は幼い頃からお笑い芸人に憧れていました。ただ、高校卒業を目前にして「さすがに現実的じゃなさすぎる」と一度は諦めています。じゃあ何になろうかと考える中で、ヘアスタイルにこだわるのが好きだから美容師、プロレスが好きだからプロレスラー、といろいろ思い浮かべましたが、結局どれも芸人と同じくらい非現実的だと自分で気づいてしまいました。

そんなとき、たまたまテレビでドラマ「結婚できない男」の再放送を見て、「建築家になればこんなに優雅な暮らしができるんだ」と単純に思い、建築学部のある大学を志望することに決めました。ただ、学校の先生に相談すると「勉強もろくにせず問題行動ばかり起こしていたお前が大学に行けるわけがない」と言われ、そこで初めて大学進学の厳しさを知ることになります。

進路に悩んでいたタイミングで、焼肉屋のバイト時代の先輩と電車でたまたま再会しました。久しぶりに話してみると、先輩は高校卒業後に建築学部の専門学校に通っているとのこと。僕の話をすると「うちの専門学校おいでよ、成績が良くなくても行けるから」と誘ってもらい、その流れで専門学校を調べて受験し、合格。地方から出て、都会の専門学校に入学しました。

施工管理への就職と、二級建築士の取得

専門学校で学ぶうちに、建築家になるには薄給激務のアトリエ事務所で何年も修行してから独立するのが一般的だと知りました。「それじゃお金が稼げない点で芸人と変わらないじゃないか」と感じ、建築家になる道は一旦諦めて、地場の総合建設業の会社に施工管理として就職しました(今思えば施工管理に「逃げた」感覚もあります)。

もともとは、施工管理として実務経験を積みながら二級建築士を取得し、いずれは管理建築士の資格も取って独立したいという将来設計を持っていました。当時は法改正前で、専門学校卒だと一級建築士をすぐには受験できなかったため、まずは二級建築士を目指すことに。入社1年目は、会社の制度(初年度のみ学科試験対策の学校に通わせてもらえる福利厚生)を使って日建学院に通い、その年のうちに学科試験に合格しました。

製図試験は1年目は不合格でしたが、学科試験合格から5年間は学科試験が免除される制度があったため、2年目は自費で総合資格学院に通い、製図試験に再挑戦。無事合格し、入社2年目にあたる2021年1月に二級建築士を取得しました。その後、一級建築士の勉強も同じく自費で進めましたが、3年目から現場で任される仕事の量が増え、思うように勉強時間が取れず不合格。それ以降、一級建築士は受験していません。

現場所長としての経験と、芸人という夢の再燃

20歳から現場に出て、地場の中小ゼネコンだったこともあり比較的早く社会のルールや現場のことを覚え、トントン拍子で主任に昇格しました。現場所長として複数の物件を任せてもらい、最大で請負金額8億円規模の物件も経験。工事写真台帳の作成に6時間かかっていた業務を、建設DXソフトの導入によって1時間まで短縮し、会社全体への展開を提案・実現したこともあります。

そんな中、友人に勧められて映画「浅草キッド」を観て、芸人という生き方の格好良さを再確認してしまいました。ちょうど24歳になったタイミングで、自分の状況を棚卸ししてみると、二級建築士を持っている、数億円規模の現場を経験している、1千万円超の現場の所長も経験している、現場のノウハウも身について、いつでも復帰できる自信がある——。「今しかお金より挑戦を優先できるタイミングはない、将来絶対後悔する」と思い、仕事を辞めて上京し、お笑い芸人を本気で目指す決断をしました。

芸人を目指しながらCADオペレーターとして食いつなぐ

上京してからは、現場で培ったCADのスキルを活かせて時間の融通が利く「CADオペレーター」のパートタイム職で生活費を稼ぎながら、芸人活動を続けました。RC造マンションの施工図作成や、土地開発の設計補助といった仕事です。芸人活動を通じてできたつながりから、次第にイベント関連の仕事にも関わるようになりました。

そうした時間を過ごす中で、次第に芸人としてではなく、会社員として生きていく道を選ぶことにしました。

建設DXという仕事との出会い

会社員として生きていくと決めたとき、施工管理・CADオペレーター・AIツール活用という、自分がこれまで積み上げてきた経験をすべて掛け合わせられる仕事が「建設DX」でした。施工管理という仕事自体、正直もうやりたくないという気持ちもありました。これまで経験してきた施工管理の厳しさは、業界に根付いた凝り固まった考え方に原因があると感じていたので、その非効率を抜本的に解決できる仕事を探し、建設DXを推進する仕事にたどり着きました。2026年9月から、その仕事に携わっています。

このブログについて

施工管理からの転職活動で悩んだこと、二級建築士の資格をどう活かすか、AIツールの実務での使い方、最近始めたランニングのようなちょっとしたライフハックまで、自分が実際にやってみて分かったことを、自分の言葉で書いていきます。同じように施工管理からの転職を考えている方や、日々の仕事・生活を少しでも良くしたい方の役に立てたら嬉しいです。

保有資格・実務経験

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